優勝した翌日、新大阪から小田原まで新幹線に乗った後、小田急ロマンスカーで本厚木まで凱旋。
本厚木駅前には、人、人、人。
駅前からバスに乗って、厚木高校まで。
高校へ帰ると歓迎の嵐。
自宅へは親類縁者から祝電の嵐。
「おれたち、すごいことしちゃったんだな」
と実感。
ところが、
優勝した後、もう野球ではやることをやったという達成感から、僕をはじめ3年生全員がやる気を失っていた。結局、春季大会へは2年生と1年生だけのチームで参加。
2試合で1勝1敗。
さらに、身体検査をすると、黒島・押坂・加藤・宮田と僕の5人にドクターストップがかかる始末。
僕は、これで野球は終わりにするつもりだったので、そのまま野球部を退部。
受験勉強に精を出す。
ところが、上智大学の推薦入試(文系:法学部国際関係法学科)にエントリーし、合格。
11月10日で受験生活が終わってしまった。
その後は、甲子園に出て以来の僕のファンだという後輩の女の子数名とひっかえとっかえデートしたりして、高校時代は終わる。
(これで高校編はおわりです。)
(次は、大学編の続き?それとも、阪神タイガース編の続き?)